2008年03月25日

春告げる毛ガニ漁 オホーツク沿岸 初日「まずまず」 雄武

【雄武】オホーツク海沿岸で春を告げる毛ガニ漁が解禁され、網走管内各地の漁港で二十一日、水揚げが一斉に始まった。管内一の水揚げを誇る雄武漁協では、毛ガニ部会(片川隆市部長)所属の全十隻が出漁。漁船に乗り、朝日に輝く毛ガニの水揚げ風景を見た。

 真っ暗だった空が青くなってきた午前五時。池田友勝さん(54)の第二十八弁天丸(九・七トン)が、薄氷の張った雄武港を出発した。漁場まで約十キロ。まだ流氷が沖に点在するため、漁場は陸に近い方だ。「流氷とぶつかれば漁船だって壊れる。だから、この時期の出漁は明るくなるまで待つんだ」。そう言って池田さんは航路を見据えた。

 東へ進むこと約三十分。漁場の目印の浮きが見えた。毛ガニは「カニかご」で捕る。かごの内側にはイカが入った餌缶が取り付けられ、カニは一度入ると出られない。

 約八十メートルの海底には、前日に仕掛けたカニかごがロープにつながって敷かれている。一隻あたり千五百個。船員がロープをたぐる。一つ目のかごがあがると、中に十数匹の毛ガニ。「こりゃ大漁だ」。池田さんと三人の船員の顔がほころんだ。

 船上では、かごの引き上げ、カニの大中小の選別、引き上げたかごへの餌の取り付けなど、船員が仕事を手際よくこなしていた。三時間四十分の漁で、三百個余りのかごを引き上げ、予定量の五百キロに達した。池田さんは「(甲羅の長さが九センチ以上の)大が全体の三、四割。五割はほしかったけど、量があるからまずまずのスタートだ。これからが本番だよ」。

 雄武漁協によると、浜値は一キロ千五百二十−三千三百五十円で、初日としては例年並みという。

 管内の今年の毛ガニ漁獲許容量は前年より五十トン少ない六百トン。この日は、沙留(興部)、紋別、湧別、常呂の各漁協でも初水揚げを行った。オホーツク沿岸の毛ガニ漁は八月三十一日まで。
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2008年03月12日

色素欠損?全身まだらのカニ 但馬漁協漁船が水揚げ

兵庫県香美町香住区沖浦の柴山漁港に十日、全身が白色と濃い青紫色のまだら模様となったズワイガニが生きたまま水揚げされた。体の色素が部分的に欠損しているとみられるという。
全身が白色と青紫色のまだら模様のズワイガニ=県但馬水産技術センター提供
 ズワイガニは脱皮後一年以内のミズガニ(雄)の成体で、甲羅幅は約十二センチ。今月六日、隠岐島北方の日本海で操業していた但馬漁協柴山支所所属の底引き網漁船「登代栄丸」(村瀬晴彦船長、八七トン)が水深約二百メートルから引き上げた網に入っていたという。柴山漁港に帰港した十日、船員が県但馬水産技術センター(同町香住区境)に持ち込んだ。
 同センターの大谷徹也主任研究員は「遺伝的に色素がないのかもしれない」と話す。昨年も柴山の漁船が同じ漁場で同じような模様のカニを引き上げたという。
 村瀬船長(54)は「三十五年間漁師をしているが、このような変わったカニを水揚げしたのは初めて」と驚いていた。
 カニは同日のうちに豊岡市瀬戸の城崎マリンワールドに運ばれ、展示用水槽に入れられた。
タグ:カニ
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2008年03月10日

手アワせ 焼香をハサミ カニ供養 名取・智福院

カニにまつわる伝説が残り、カニを祭っている宮城県名取市愛島の智福院で9日、恒例のカニ供養講が行われ、檀家(だんか)ら約120人が参列した。

 亀井光昭住職の読経に続き、参列者一人一人が焼香してカニの霊を慰めた。法要後は、「名取昔ばなし語りの会」の会員が、愛島地区の伝説「蟹(かに)王山物語」を語り聞かせた。

 カニを飼っていた娘がヘビに結婚を迫られて困っていた際、カニが身を犠牲にしてヘビを退治し、恩返ししたという伝説で、智福院は約500年前からカニを祭っている。
posted by タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニ at 11:39| タラバガ二・たらば蟹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする