県のサポートを受けて、中国・上海で暮らす日本人に県産食品を届ける宅配ビジネスを、県内の食品メーカーが来月から始める。【菅沼舞】
企業の海外での食品販売事業を支援する自治体は全国でもあまりないといい、県国際・マーケット戦略課は「上海に住む日本人は日系企業の社員やその家族などを含め5万10万人と言われる。宅配をきっかけに福井の知名度を上げたい」と、PR効果を狙っている。
販売に参加する企業の商品は小浜海産物(小浜市)がとりまとめて上海に輸出し、同社の現地出資会社・海江食品が配達。県と県上海事務所は市場調査のほか、検疫手続きや各種申請などを手助けする。
初回に販売する主な商品はサバやカニの缶詰、カニみそなどの海産物加工品で、21日現在県内14企業が販売を希望している。
同課によると、今後はそばやしょうゆ、酢などの農産物加工品も輸出していく。


