2008年06月03日

ベニズワイガニ:原油高波の中、最終競り 1匹最高4000円−−香住漁港 /兵庫

◇底引き網、豊漁だが…
 但馬地域のベニズワイガニ漁の今シーズン最後の競りが1日、香美町香住区の香住漁港西港で開かれた。

 昨年9月から解禁され、操業期間は5月末までの9カ月間。カニかご漁と呼ばれる漁法で、かごにサバなどの餌を入れておびき寄せる。香美町沖から北へ約50キロ〜150キロ、水深約800〜1500メートルの隠岐島(島根県)近くの日本海が主漁場となっている。

 この日は、小型船7隻が帰港。最終競りは午前6時半から始まり、トロ箱やコンテナに入ったカニが次々と競り落とされていった。県ベニズワイかにかご漁業協会長の伊藤誠一郎さん(73)は「水揚げ量と金額は昨年より10%ほど良かったが、燃料油や関連資材が高騰しており頭が痛い」と話していた。

 この日の総水揚げ量は約27トン、取引金額は約700万円。1匹の最高値は4000円だった。

    ◇

 一方、但馬地域の沖合底引き網漁が5月末で漁期を終え、山口県見島沖や島根県の日本海で操業していた漁船10隻が1日、香住漁港西港に帰港した。

 朝から同港の上屋で始まった競りでは、仲買人の威勢のよい掛け声の中、カレイ、ハタハタ、キスなどが次々と競り落とされていった。吉岡修一・但馬漁協組合長は「事故なく無事終了したことは喜ばしいが、魚の値は下がる一方で、油をはじめ船に関係する資材すべてが高騰している。魚は取れたんですが……」と顔をくもらせていた。この日の総水揚げ量は約42トン、取引金額は約1100万円だった。2日に最後の1隻が帰港する。
posted by タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニ at 14:27| タラバガ二・たらば蟹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする