2008年09月02日

境漁港 カニかご漁船11隻出漁

日本海のベニズワイガニ漁が一日に解禁されるのを前に、カニの水揚げ日本一を誇る境港市の境漁港で三十一日、出漁式があった。資源減少や燃油高騰など厳しい状況の中で、関係者たちが操業の安全と豊漁を祈り、同港に水揚げするカニかご漁船十二隻のうち十一隻が漁場に向け出港した。

 出漁式は同市昭和町の通称・カニかご岸壁であり、水産関係者や乗組員の家族らが参加。主催者の境港カニ水揚げ日本一PR実行委員会の加茂明久副会長が「マグロの豊漁はあったが、全体の水揚げは昨年を下回っており、ベニズワイガニへの期待は大きい。操業の安全、大漁を祈る」とあいさつ。中村勝治市長が祝辞を述べた。

 鏡開き、乾杯をして出漁を祝い、生産者を代表して日本海かにかご漁業協会の西野正人会長が「窮状を訴えるだけでなく、荷受け、加工と連携し、さらなる資源回復に努めたい」と述べた。

 境港大漁太鼓の力強い響きが乗組員たちを激励した後、漁船が大漁旗をなびかせて次々と出港。紙テープが舞う岸壁では、家族たちが「頑張れ」「元気で返ってきて」などと声をかけ、手を振って見送った。

 漁場は隠岐島北方や浜田沖など。初水揚げは天候が良ければ五日の見込み。


本当に 大量を祈ります!!
早くカニの季節がこないかなぁ。

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2008年08月30日

『くいだおれ太郎』の著書を読んでみた

7月8日の閉店以来、大阪・道頓堀からくいだおれ太郎の姿が消えて約1カ月が経過。いつもの場所に太郎がいない! ということでさみしさを感じる一方、最近はTVでタレント的な活動をする太郎の姿をよく見かけるようになった。先日などは、サザンオールスターズのCDプロモーションイベントにDJとして登場する太郎の姿が報道されたばかり。「団塊世代の象徴」ともいわれる太郎の、「第二の人生」に今後もますます注目が集まることは間違いない。

そんな中、遅ればせながら太郎が出版した著書『くいだおれ太郎のつぶやき。』を読んでみた。本書は、なんと人形である太郎の独白形式(!)で書かれているという前代未聞の内容。昭和24年に太郎が『くいだおれ』に就職した当時の大阪の街の様子にはじまり、59年間に起こった様々なできごとがコテコテの大阪弁で綴られている。

これがもー、太郎はただ毎日店頭に立ってタイコを叩いているだけではなかったんだな、という驚きの内容! 「初めて雑誌のグラビアを飾ったのは『平凡パンチ』だった」などのネタは序の口として、昭和27年には林芙美子原作の映画『めし』に出演、平成20年にはブロードウェイミュージカルの『TRIP OF LOVE』にてミュージカルデビュー、さらに映画『インディ・ジョーンズ』のジャパン・プレミア試写会にはハリソン・フォード直々の招待を受け、レッド・カーペットの上を歩いた経験もアリ、という、並みの芸能人より輝かしい!? 経歴にはビックリ。
 
なお、個人的にツボだったのは平成5年に心斎橋筋にあるお茶屋さん『宇治園』の看板娘、おかめちゃんとひそかにお見合いをしていた、というエピソード。「おかめちゃん」というのは大阪人なら「ああ、あの……」というほど界隈ではよく知られた着物姿の女の子キャラなのだが、残念ながらこの話はまとまらなかったらしい。
さらに、太郎は目の前にある『カニ道楽』の巨大カニを“永遠のライバル”として意識していたことを激白。「グリコのランナーはんも有名やけど、やっぱり飲食店の看板としては、カニやんに負けるわけにはいきまへん」とのことで、両者のあいだにはCF出演などを巡ってちょっとしたバトルが繰り広げられていたらしい。

さらに驚かされたのが、本書でたっぷりと見ることができる太郎のスナップ写真! そのどれもが人形とは思えないほど実に表情豊かなのだ。巻末で桂三枝さんが「太郎はあんなおもろい格好してますけど、それゆえに悲哀が漂っている。だからほっとかれへんのですわ」とコメントしているのだが、確かに、おもしろおかしいだけでなく、時おり見せる太郎のさみしげだったり、悲しげだったりするなんともいえない表情、それが他にない独特の魅力となっているのかもしれませんね!?
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2008年07月31日

バンダイ、驚くほどリアルに「カニ」を再現したマイクロロボット「HEX BUG Crab」を発売

 バンダイは、カニの動きや生態をリアルに再現した小型ロボット「HEX BUG Crab(ヘクスバグ クラブ)」(2色)を8月9日から発売する。

 「HEX BUG Crab」は、2007年9月から発売している昆虫型ロボット「HEX BUG」(全7種)シリーズの第2弾商品。今回はカニの動きを忠実に再現したカニ型のロボットで、音や光に反応して複数の足で横方向に歩くという。歩行中に手を叩くなどの大きな音をたてると、音センサーでその音を感知し、驚いたかのように進行方向を変えるという。また、明るいところでは活発に歩くが、暗い場所に入ると光センサーで周囲の暗さを感知し、岩場の影に隠れるようにピタリと動きを止めるという。

 同商品はロボットコンテスト等で用いられるロボットキットを開発・販売しているInnovation First社の開発商品で、日本ではバンダイが販売を行なう。20代30代の大人の男性をターゲットとし、雑貨店、百貨店、専門店の玩具売場や玩具専門店等で販売する。

[小売価格]各2625円(税込)
[発売日]8月9日(土)

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2008年07月30日

隠し味は和風調味料アジア料理のいいとこどり

「ハリア/halia」はマレー語でショウガの意味。シンガポールの植物園内のジンジャーガーデンにある本店は、現地の日本人にも人気のレストランだ。メニューを開くと、mirinやmisoといった日本語が並ぶ。じつは同店のシェフは、料理人としてのスタートを日本人シェフのもとで切ったという経歴の持ち主。アジアのあらゆる料理法を駆使して新しい味を生み出すことに余念のない彼の下味の基本は、日本人シェフ直伝なのだ。隠し味には日本酒やワサビなども使用しているという。そのせいか、どの料理も日本人の舌に合う。とくに「カニチリスパゲティ/Chilli Crab Spaghetti」(12US$++)が絶品。カニの身がたっぷり入った濃厚なソースは白ワインにもぴったりだ。店名にちなんだショウガを使ったドリンク類も、甘さひかえめでお薦め。ぜひお試しあれ。
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2008年06月03日

ベニズワイガニ:原油高波の中、最終競り 1匹最高4000円−−香住漁港 /兵庫

◇底引き網、豊漁だが…
 但馬地域のベニズワイガニ漁の今シーズン最後の競りが1日、香美町香住区の香住漁港西港で開かれた。

 昨年9月から解禁され、操業期間は5月末までの9カ月間。カニかご漁と呼ばれる漁法で、かごにサバなどの餌を入れておびき寄せる。香美町沖から北へ約50キロ〜150キロ、水深約800〜1500メートルの隠岐島(島根県)近くの日本海が主漁場となっている。

 この日は、小型船7隻が帰港。最終競りは午前6時半から始まり、トロ箱やコンテナに入ったカニが次々と競り落とされていった。県ベニズワイかにかご漁業協会長の伊藤誠一郎さん(73)は「水揚げ量と金額は昨年より10%ほど良かったが、燃料油や関連資材が高騰しており頭が痛い」と話していた。

 この日の総水揚げ量は約27トン、取引金額は約700万円。1匹の最高値は4000円だった。

    ◇

 一方、但馬地域の沖合底引き網漁が5月末で漁期を終え、山口県見島沖や島根県の日本海で操業していた漁船10隻が1日、香住漁港西港に帰港した。

 朝から同港の上屋で始まった競りでは、仲買人の威勢のよい掛け声の中、カレイ、ハタハタ、キスなどが次々と競り落とされていった。吉岡修一・但馬漁協組合長は「事故なく無事終了したことは喜ばしいが、魚の値は下がる一方で、油をはじめ船に関係する資材すべてが高騰している。魚は取れたんですが……」と顔をくもらせていた。この日の総水揚げ量は約42トン、取引金額は約1100万円だった。2日に最後の1隻が帰港する。
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2008年05月28日

とっとり賀露かにっこ館:気軽さ人気100万人突破、オープンから4年9カ月 /鳥取

県立とっとり賀露かにっこ館(鳥取市賀露町西3)の入場者数が25日、100万人を超えた。オープンから4年9カ月での大台突破で、100万人目となった親子連れには記念品などが贈られ、くす玉が割られた。

 同館は03年8月にオープンした。約70種類のカニを中心に、ヤドカリや魚など合計約165種約2400匹を飼育、展示している。 毎年20万人前後が訪れ、05年9月には50万人を突破。小学校低学年までの子供連れ家族に人気が高く、館内アンケートでは県外客が半数近くを占める。年間約30種類のイベントを毎週末に開いており、リピーターとなる鳥取市民も多い。

 100万人目になったのは鳥取市掛出町の会社員、桑村美晴さん(36)と優一君(5)。この日、桑村さんはカニ好きの優一君に「連れていって」と頼まれて来場したという。100万人目と知ると驚いた様子で、田中美史館長から記念品と花束が贈られた。桑村さんは「入場料が無料で、気軽に毎月来られる。これを機に、ますます来たい」と喜んでいた
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2008年05月22日

カニ送りつけ県内に

高齢者などに無断でカニを送りつけ、強引に代金を取ろうとする「送りつけ商法」が全国で問題になる中、県内でも同様の商法が確認され、県消費生活センターに相談が寄せられていたことが19日、わかった。カニなどの生鮮食品はクーリングオフの対象にはならず、同センターでは「『いらない』という意志表示をしっかりしてもらうしかない」と話している。

 同センターなどによると、この商法は電話で「カニを買いませんか」などと尋ね、あいまいな返事をすると、宅配便でカニを送りつけてくる。代金は1万円から2万円。悪質な場合、事前の電話無しに突然送りつけてくる場合もあるという。

 県内で確認されたのは、西村山郡の80歳代の女性。4月上旬に「カニを買いませんか」などと北海道の業者から電話があり、あいまいな返事をしたところ、数日後にカニが届き、代金として約1万円を支払ってしまったという。同センターの五十嵐繁次長は「クーリングオフができない以上、業者と相談してもらうしかない。センターとしても頭を悩ませている」と話した。
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2008年04月15日

カニ:水揚げ、過去最高の23億6000万円−−県まとめ /鳥取  ◇「松葉」も記録更新の377トン

 ズワイガニ漁の今シーズンの水揚げ金額が23億6000万円と統計の残る64年以来、過去最高になったことが11日、県のまとめでわかった。主役の松葉ガニ(雄)の水揚げ量が過去30年で最高の377トンを記録。自主規制によりカニの資源保護が進んだことが豊漁につながった。

 県水産課によると、漁期は昨年11月6日〜先月20日で、漁船28隻が操業。県が水揚げ量と競り値を調査した。

 全体の水揚げ金額は、これまで最高だった04年の21億8800万円を超えて過去最高に。松葉ガニも前年比13%増の13億6400万円で記録を更新した。若松葉ガニの水揚げ金額は同17%増の2億700万円となり、全体を押し上げた。

 一方、水揚げ量では規制のため、若松葉ガニが同12%減の285トンになったが、親ガニ(雌)は同5%増の719トン。ズワイガニ全体では同2%増の1381トンになった。
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2008年04月08日

浜汁まつりで海の幸に舌鼓

「第19回日本海大漁浜汁まつり」が29日、糸魚川市能生小泊のマリンドリーム能生で始まり、多くの家族連れらがベニズワイガニや温かいかに汁などに舌鼓を打った。

 カニ食べ放題には100人が参加した。この日用意されたカニは、35―40キロ入りのかご10個。最初に1人3匹ずつ出され、食べ方の説明を受けてスタート。カニの足を使って上手に身を押し出したり、指で甲羅の中のみそをすくって食べたりしていた。開始10分後には早くも追加をもらいに行く人もおり、30分間で、最高6回おかわりする人がいた。

 このほか、つみれ汁やかに汁の販売、もちつき大会なども行われ、行列ができていた。

 まつりは30日にも行われ、食べ放題は午前11時(整理券配布は同10時)と午後2時(同正午)に開催される。いずれも参加費1500円で、先着100人。
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2008年03月12日

色素欠損?全身まだらのカニ 但馬漁協漁船が水揚げ

兵庫県香美町香住区沖浦の柴山漁港に十日、全身が白色と濃い青紫色のまだら模様となったズワイガニが生きたまま水揚げされた。体の色素が部分的に欠損しているとみられるという。
全身が白色と青紫色のまだら模様のズワイガニ=県但馬水産技術センター提供
 ズワイガニは脱皮後一年以内のミズガニ(雄)の成体で、甲羅幅は約十二センチ。今月六日、隠岐島北方の日本海で操業していた但馬漁協柴山支所所属の底引き網漁船「登代栄丸」(村瀬晴彦船長、八七トン)が水深約二百メートルから引き上げた網に入っていたという。柴山漁港に帰港した十日、船員が県但馬水産技術センター(同町香住区境)に持ち込んだ。
 同センターの大谷徹也主任研究員は「遺伝的に色素がないのかもしれない」と話す。昨年も柴山の漁船が同じ漁場で同じような模様のカニを引き上げたという。
 村瀬船長(54)は「三十五年間漁師をしているが、このような変わったカニを水揚げしたのは初めて」と驚いていた。
 カニは同日のうちに豊岡市瀬戸の城崎マリンワールドに運ばれ、展示用水槽に入れられた。
タグ:カニ
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2008年03月10日

手アワせ 焼香をハサミ カニ供養 名取・智福院

カニにまつわる伝説が残り、カニを祭っている宮城県名取市愛島の智福院で9日、恒例のカニ供養講が行われ、檀家(だんか)ら約120人が参列した。

 亀井光昭住職の読経に続き、参列者一人一人が焼香してカニの霊を慰めた。法要後は、「名取昔ばなし語りの会」の会員が、愛島地区の伝説「蟹(かに)王山物語」を語り聞かせた。

 カニを飼っていた娘がヘビに結婚を迫られて困っていた際、カニが身を犠牲にしてヘビを退治し、恩返ししたという伝説で、智福院は約500年前からカニを祭っている。
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2008年02月29日

競りも体験 かにまつり…兵庫・豊岡の津居山港

「第17回とよおか津居山港かにまつり」(実行委員会主催)が24日、兵庫県豊岡市の津居山港小島岸壁で行われた。ズワイガニの即売やハタハタ、ハマチなどの競り市体験があり、市民ら約6000人が訪れた。  港の荷さばき場を会場にし、カニやホタルイカなどの水産物、加工品が販売された。立ち食い屋台コーナーでは、温かいカニ汁やおでんに人気があった。
 特設ステージで行われた競り市では、木箱に入った大きなカニや魚を来場者が品定めし、「5000円」などと声を張り上げたり、指で値段を示したりして、競り落としていた。カニ雑炊や甲羅酒の振る舞い、円山川を遊覧する屋形舟の無料乗船会もあった。
 ズワイガニ3匹を7000円で競り落とした京都府精華町の会社員安倉宏之さん(41)は「安く買えてうれしい。カニすきにしたい」と喜んでいた。
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2008年02月27日

ロシアからのカニ輸入前年同月比30%減

函館税関は25日、1月の管内(北海道、青森、岩手、秋田)貿易概況を発表した。カニの輸入は、ロシアからの輸入が減少し、数量で前年同月比約30%減の約2260トンに落ち込んだ。金額でも約23%減で約18億円となった。  カニ輸入量は2007年通年でも、06年比約22%減の約4万8000トン。このうち観光客などに人気が高い道内向けのタラバガニは特に減少幅が大きく、同約42%減の約1万4000トンだった。
 カニの関係業界によると、資源が枯渇してきている上、ロシア政府が昨年から極東海域でタラバガニの一部禁漁措置を取った余波などで、輸入が鈍化している。
 1月は貿易額全体では輸出が前年同月とほぼ同額の436億6800万円。輸入が同5・4%増の1617億1300万円で7カ月連続のプラスだった。
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2008年02月21日

ロシアのカニ、全面禁漁を提言 国家漁業委諮問機関まとめる

 【モスクワ20日藤盛一朗】ロシア国家漁業委員会は二十日、同委員会の政策諮問機関「極東地方漁業学術会議」が、ロシア海域のカニの漁獲を一定期間、全面禁漁すべきだとの提言をまとめたことを明らかにした。
 日本向け密漁、密輸の根絶を目的にした案で、同委員会は北海道新聞に対し、「来年の漁獲可能量を決める際の重要な参考意見となる」と説明、今年のタラバガニの部分禁漁措置を一層拡大する可能性があるとの認識を示した。
 また、インタファクス通信によると、カムチャツカ地方政府のシャイホフ水産局長は「禁漁となれば日本向けのカニはすべて不法に輸出されたことになり、密漁カニを合法な輸出に紛らせることは不可能になる」と説明。全面禁漁は、プーチン政権が重視する密漁、密輸阻止の決定策になるとの見通しを示した。国家漁業委員会は今秋、来年分の漁獲可能量を決定する。同委員会は今年のタラバガニの年間漁獲可能量を前年比六割減とし、九つの操業海域のうち、北方四島周辺など六海域を禁漁としている。
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2008年02月20日

座礁船残し船員帰国

ことしの元日に利尻島の浅瀬で座礁した貨物船のロシア人船員10人がきょう、帰国しました。しかし、船体の撤去について見通しは立っていません。

帰国したのは利尻島の浅瀬で座礁した貨物船「デルベント」のロシア人船員10人です。10人は海上保安庁の巡視船で稚内港から日ロの中間点付近に向かい、正午頃にロシア国境警備隊に引き渡されました。このほか、同じ船に乗り組んでいたウクライナ人船員4人はすでに14日に帰国しています。
こうした中、稚内海上保安部はきょう、座礁した船の内部を調査しました。船は、ロシアの海で獲られたカニを、韓国へ運ぶ運搬船で、海上でカニの受け渡しをしようとしていて座礁しました。
船内には20トンほどの廃油が残されていて、座礁地点が昆布やウニの漁場にも近いことから利尻富士町は近く、廃油などを取り除くことにしています。
(漁業関係者)「早めに撤去してもらいたいのが地元の希望です」
利尻富士町などによりますと現在、船主本人との連絡は取れてなく、船体の撤去の見通しはたっていません。
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2008年02月16日

加工食品のアレルギー表示、エビとカニも追加へ 厚労省

 加工食品の食物アレルギー表示について、厚生労働省は、卵やそばなど5品目ある表示義務の対象に、エビとカニを追加する方針を決めた。27日に開く専門家による審議会にはかり、新年度に省令を改正する予定。
 アレルギー物質の表示制度は02年4月に開始。小麦、そば、卵、乳、落花生の5品目をわずかでも含む場合、食品衛生法で表示が義務づけられた。違反すると罰金などの罰則規定がある。エビとカニは、大豆やゼラチン、イカなどと同様に、メーカーに表示を促す「推奨」対象の20品目に含まれていた。
 厚労省研究班(班長=海老沢元宏・国立病院機構相模原病院)が05年度、アレルギー患者約2300人を調べたところ、呼吸困難などショック症状が重かった食物は、義務対象の5品目に次ぐ6位がエビ、13位がカニと高かった。
 また違反事例のチェックに必要な両品目の検出技術も、保健所などで可能になったことから、厚労省は義務化を決めた。
 義務化の実施時期は審議会で決めるが、準備ができたメーカーは順次、表示を始めるとみられる。
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2008年02月15日

タラバ増殖計画、道が新年度着手 10万匹規模で稚ガニ生産

 道は新年度から、タラバガニの本格的な増殖事業に初挑戦する。ロシアの輸出制限と道内漁獲量の低迷で、将来的な安定供給が不安視される中、道内のカニ資源を回復するのが狙い。漁獲できるカニを育てるには十年以上かかる見通しだが、世界的にもタラバガニを数千匹以上の規模で増殖した例はないという。
 タラバガニは昨年、道内流通の大半を占めるロシアからの輸入が、二○○五年の半分以下となる約一万四千トンに激減。一九六○年に約八千トンあった道内漁獲量も、ここ数年は百−二百トン台で推移している。品薄で札幌の活ガニ(一キロ)卸値は最高で五千円を超える日もあり、前年比で50%以上高騰している。
 このため道は漁業振興に加え、道内消費者や観光客にカニを安定供給する手段として、増殖に乗り出すことを決めた。研究は道立栽培水産試験場(室蘭)が担い、卵を持つ雌のタラバガニの購入費や、卵をふ化させて稚ガニを育てる研究費など計約五百万円を新年度予算案に計上する。
 タラバガニを卵からふ化させ、十万−二十万匹の稚ガニを育てる実験には、独立行政法人水産総合研究センターの厚岸栽培技術開発センター(釧路管内厚岸町)が八○年代に成功。根室市水産研究所も○一年、卵をふ化させて親ガニまで成長させ、この親ガニに卵を産ませる「完全養殖」に成功し、稚ガニ数匹が育っている。
 ただ、タラバガニは共食いの危険性がある上、好む水温や餌など不明な点も多く、卵から親ガニを大量に育て、漁獲サイズまで成長させる技術はまだ確立されていない。厚岸と根室の両施設は卵の確保の難しさや費用面の問題から、研究を休止している。
 道はこうした実験結果を踏まえ、当面の目標を「三年程度で卵をふ化させ、稚ガニを安定生産する」ことに設定。規模は十万匹程度を目指す。
 この目標を達成した段階で、食用として出荷できるまで自前で育成する養殖と、稚ガニの段階で放流して漁業者が捕る栽培漁業型のどちらが有効か、慎重に検討する考えだ。
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カニやブリなど堪能 高岡で冬の食フェスタ

 富山の冬の味覚が集う「越中とやま食の王国フェスタ2008冬の陣」(同実行委員会主催)が九日、高岡市中心部で始まった。十日まで。
 富山の優れた食材を県内外にアピールするとともに、厳冬の富山を盛り上げるのが目的。
 「うまいもん市」では、富山湾で捕れたカニやブリなどの海の幸、各市町村特産の野菜、果物、漬物など三十五のコーナーが軒を連ね、名産品を販売した。小矢部市のコーナーではそばの生産者が集まり、そば打ちを実演。通りを行く人が手際良い作業を見て楽しんでいた。
 親子三人連れでズワイガニを食べた射水市小林の公務員吉田大樹さん(31)は「おいしいです。地元のカニ、ブリに目がひかれます」と話し、ブリの昆布じめを手にしていた。
 この日夜にはぶりしゃぶや地酒を楽しむ会も開かれた。十日は午前十一時から午後四時まで市が開かれるほか、魚津産リンゴを使ったオリジナルスイーツづくりの教室もある。 
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2008年02月08日

若狭湾のセイコ 放流から8年 再び捕獲

福井県敦賀市の県水産試験場が約8年前、若狭湾に放流した雌の成体ズワイガニ(セイコガニ)が昨年12月、同湾で漁船に捕獲されていたことが7日までに分かった。8年1カ月経て再捕されるのは「全国的にも極めて珍しい」(水産庁栽培養殖課)とされ、国内最長記録の可能性が高い。このセイコガニは実質17年以上生き続けていたと推定され、その”長寿”ぶりが研究者を驚かせている。

 同試験場は1999年11月、若狭湾のカニ保護礁3カ所に成体のセイコガニ約2万4000匹を放流。そのうち約7000匹には、足に黄色いタグを付けた。

 放流から8年1カ月たった2007年12月3日、底引き網漁船にこのセイコガニが掛かった。水揚げ後、居合わせた元同試験場長が発見。大きさは放流時と変わらないが、全身黒ずんでいた。

 一般的にセイコガニは脱皮を繰り返し、成体になるまで8―10年かかる。さらに、腹に卵(クロコ)を抱えるまで約1年が必要で、再捕されたセイコガニは卵を抱えて放流されているため、最低でも17年以上生きていたことになる。

 これまでのカニ再捕の県内最長記録は、1991年6月に放流し97年11月に捕獲されたセイコガニで、6年4カ月。京都府では7年の事例が報告されている。

 成体のセイコガニは水深約250メートルで生息し、産卵に適した場所からほとんど移動しないのが通説。家接直人・主任研究員は「どこのカニ保護礁に放流したかは不明」としながらも、再捕場所は保護礁から約5キロ離れていただけ。このため「保護礁に生息していたのではないか。これで保護礁の役割価値も高まった」と評価する。

 日本海の水産物を研究している日本海区水産研究所(新潟市)の木下貴裕・資源評価研究室長は「放流から8年1カ月も経て再捕されたカニは聞いたことがない。17年以上も生き続けたということは、人間でいえば『きんさん、ぎんさん』級だ」と驚いている。
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2008年02月06日

分配すべき資産隠す 水産会社社長が詐欺破産の疑い

会社の経営破たん手続き前に債権者に分配すべき資産を隠したとして、岩手県警大船渡署などは5日、破産法違反(詐欺破産)の疑いで、本籍陸前高田市、水産加工会社社長千葉勗(つとむ)容疑者(62)を逮捕した。

 調べでは、千葉容疑者は2005年1月末、経営する水産加工会社「マルマイ」=破産手続き中=の民事再生法適用申請前に、架空契約の手口で、会社の冷蔵庫に保管するカニみそなど在庫品計七万数千キロ(六千数百万円相当)を第三者に売却したように装い、資産を県外に隠した疑い。容疑を否認しているという。

 06年10月に債権者が告発。同署が今年1月に指名手配し、岩沼署員が5日に逃走先の岩沼市内で見つけた。

 マルマイは陸前高田市に実質的な本社があり、同市と気仙沼市などでカニ缶詰め加工などを手掛けた。売り上げ低迷などで05年2月、盛岡地裁一関支部に民事再生法の適用を申請したが認められず、破産手続きに入った。当時の負債総額は約27億円だった。
posted by タラバガニ・ズワイガニ・毛ガニ at 17:49| タラバガ二・たらば蟹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする