2008年02月27日
ロシアからのカニ輸入前年同月比30%減
カニの関係業界によると、資源が枯渇してきている上、ロシア政府が昨年から極東海域でタラバガニの一部禁漁措置を取った余波などで、輸入が鈍化している。
1月は貿易額全体では輸出が前年同月とほぼ同額の436億6800万円。輸入が同5・4%増の1617億1300万円で7カ月連続のプラスだった。
2008年02月21日
ロシアのカニ、全面禁漁を提言 国家漁業委諮問機関まとめる
日本向け密漁、密輸の根絶を目的にした案で、同委員会は北海道新聞に対し、「来年の漁獲可能量を決める際の重要な参考意見となる」と説明、今年のタラバガニの部分禁漁措置を一層拡大する可能性があるとの認識を示した。
また、インタファクス通信によると、カムチャツカ地方政府のシャイホフ水産局長は「禁漁となれば日本向けのカニはすべて不法に輸出されたことになり、密漁カニを合法な輸出に紛らせることは不可能になる」と説明。全面禁漁は、プーチン政権が重視する密漁、密輸阻止の決定策になるとの見通しを示した。国家漁業委員会は今秋、来年分の漁獲可能量を決定する。同委員会は今年のタラバガニの年間漁獲可能量を前年比六割減とし、九つの操業海域のうち、北方四島周辺など六海域を禁漁としている。
2008年02月20日
座礁船残し船員帰国
帰国したのは利尻島の浅瀬で座礁した貨物船「デルベント」のロシア人船員10人です。10人は海上保安庁の巡視船で稚内港から日ロの中間点付近に向かい、正午頃にロシア国境警備隊に引き渡されました。このほか、同じ船に乗り組んでいたウクライナ人船員4人はすでに14日に帰国しています。
こうした中、稚内海上保安部はきょう、座礁した船の内部を調査しました。船は、ロシアの海で獲られたカニを、韓国へ運ぶ運搬船で、海上でカニの受け渡しをしようとしていて座礁しました。
船内には20トンほどの廃油が残されていて、座礁地点が昆布やウニの漁場にも近いことから利尻富士町は近く、廃油などを取り除くことにしています。
(漁業関係者)「早めに撤去してもらいたいのが地元の希望です」
利尻富士町などによりますと現在、船主本人との連絡は取れてなく、船体の撤去の見通しはたっていません。
2008年02月19日
毛ガニ求め宮古に活気
今年は祭りの開催前にしけが続いて不漁気味。例年、足りなくなるほど人気のカニを確保しようと、主催者側は宮古だけでなく釜石など三陸沿岸各地を奔走してようやく昨年を上回る1万5000杯を調達した。小さいカニで800円前後、特大で3000円から4000円ほど。昨年より1割ほど高値だったが、中には1人で10杯以上買い込む人も。
午前と午後の2回、先着100人に毛ガニ汁が無料で振る舞われ、長い列ができたほか、子ども1000円、大人1500円で1分間、釣り放題の「毛ガニの一本釣り大会」もあり、かぎ針を操って釣り上げるのに四苦八苦する参加者に、家族から「がんばれ」の声援が飛んでいた。
2008年02月16日
加工食品のアレルギー表示、エビとカニも追加へ 厚労省
アレルギー物質の表示制度は02年4月に開始。小麦、そば、卵、乳、落花生の5品目をわずかでも含む場合、食品衛生法で表示が義務づけられた。違反すると罰金などの罰則規定がある。エビとカニは、大豆やゼラチン、イカなどと同様に、メーカーに表示を促す「推奨」対象の20品目に含まれていた。
厚労省研究班(班長=海老沢元宏・国立病院機構相模原病院)が05年度、アレルギー患者約2300人を調べたところ、呼吸困難などショック症状が重かった食物は、義務対象の5品目に次ぐ6位がエビ、13位がカニと高かった。
また違反事例のチェックに必要な両品目の検出技術も、保健所などで可能になったことから、厚労省は義務化を決めた。
義務化の実施時期は審議会で決めるが、準備ができたメーカーは順次、表示を始めるとみられる。
2008年02月15日
タラバ増殖計画、道が新年度着手 10万匹規模で稚ガニ生産
タラバガニは昨年、道内流通の大半を占めるロシアからの輸入が、二○○五年の半分以下となる約一万四千トンに激減。一九六○年に約八千トンあった道内漁獲量も、ここ数年は百−二百トン台で推移している。品薄で札幌の活ガニ(一キロ)卸値は最高で五千円を超える日もあり、前年比で50%以上高騰している。
このため道は漁業振興に加え、道内消費者や観光客にカニを安定供給する手段として、増殖に乗り出すことを決めた。研究は道立栽培水産試験場(室蘭)が担い、卵を持つ雌のタラバガニの購入費や、卵をふ化させて稚ガニを育てる研究費など計約五百万円を新年度予算案に計上する。
タラバガニを卵からふ化させ、十万−二十万匹の稚ガニを育てる実験には、独立行政法人水産総合研究センターの厚岸栽培技術開発センター(釧路管内厚岸町)が八○年代に成功。根室市水産研究所も○一年、卵をふ化させて親ガニまで成長させ、この親ガニに卵を産ませる「完全養殖」に成功し、稚ガニ数匹が育っている。
ただ、タラバガニは共食いの危険性がある上、好む水温や餌など不明な点も多く、卵から親ガニを大量に育て、漁獲サイズまで成長させる技術はまだ確立されていない。厚岸と根室の両施設は卵の確保の難しさや費用面の問題から、研究を休止している。
道はこうした実験結果を踏まえ、当面の目標を「三年程度で卵をふ化させ、稚ガニを安定生産する」ことに設定。規模は十万匹程度を目指す。
この目標を達成した段階で、食用として出荷できるまで自前で育成する養殖と、稚ガニの段階で放流して漁業者が捕る栽培漁業型のどちらが有効か、慎重に検討する考えだ。
カニやブリなど堪能 高岡で冬の食フェスタ
2008年02月08日
若狭湾のセイコ 放流から8年 再び捕獲
同試験場は1999年11月、若狭湾のカニ保護礁3カ所に成体のセイコガニ約2万4000匹を放流。そのうち約7000匹には、足に黄色いタグを付けた。
放流から8年1カ月たった2007年12月3日、底引き網漁船にこのセイコガニが掛かった。水揚げ後、居合わせた元同試験場長が発見。大きさは放流時と変わらないが、全身黒ずんでいた。
一般的にセイコガニは脱皮を繰り返し、成体になるまで8―10年かかる。さらに、腹に卵(クロコ)を抱えるまで約1年が必要で、再捕されたセイコガニは卵を抱えて放流されているため、最低でも17年以上生きていたことになる。
これまでのカニ再捕の県内最長記録は、1991年6月に放流し97年11月に捕獲されたセイコガニで、6年4カ月。京都府では7年の事例が報告されている。
成体のセイコガニは水深約250メートルで生息し、産卵に適した場所からほとんど移動しないのが通説。家接直人・主任研究員は「どこのカニ保護礁に放流したかは不明」としながらも、再捕場所は保護礁から約5キロ離れていただけ。このため「保護礁に生息していたのではないか。これで保護礁の役割価値も高まった」と評価する。
日本海の水産物を研究している日本海区水産研究所(新潟市)の木下貴裕・資源評価研究室長は「放流から8年1カ月も経て再捕されたカニは聞いたことがない。17年以上も生き続けたということは、人間でいえば『きんさん、ぎんさん』級だ」と驚いている。
2008年02月06日
分配すべき資産隠す 水産会社社長が詐欺破産の疑い
調べでは、千葉容疑者は2005年1月末、経営する水産加工会社「マルマイ」=破産手続き中=の民事再生法適用申請前に、架空契約の手口で、会社の冷蔵庫に保管するカニみそなど在庫品計七万数千キロ(六千数百万円相当)を第三者に売却したように装い、資産を県外に隠した疑い。容疑を否認しているという。
06年10月に債権者が告発。同署が今年1月に指名手配し、岩沼署員が5日に逃走先の岩沼市内で見つけた。
マルマイは陸前高田市に実質的な本社があり、同市と気仙沼市などでカニ缶詰め加工などを手掛けた。売り上げ低迷などで05年2月、盛岡地裁一関支部に民事再生法の適用を申請したが認められず、破産手続きに入った。当時の負債総額は約27億円だった。
2008年02月05日
シンガポールの“超有名”3店が共同開発したシーフードレストラン「シンガポール・シーフード・リパブリック」が4月上旬、品川「ホテルパシフィック東京」にオープン!
京浜急行電鉄株式会社(港区高輪、社長・石渡恒夫)は、グループ会社である株式会社ホテル京急が運営するホテルパシフィック東京に、シーフードレストラン「シンガポール・シーフード・リパブリック」を4月上旬にオープンする。
「シンガポール・シーフード・リパブリック」は、シンガポールで一般市民だけでなく外国人旅行客にも人気のある有名シーフードレストラン「ジャンボシーフードレストラン」「パームビーチシーフードレストラン」「シーフードインターナショナルレストラン」の3社が、シンガポール政府公認のもと、シンガポールの食文化を紹介する目的で新たな一つの店舗として共同開発を行い、日本初上陸で出店するもの。今回、日本では通常手に入らない生きた大型のマッドクラブを空輸し、これまで現地でしか味わうことができなかった超有名3店の名物料理「チリクラブ」「ブラックペッパークラブ」「カレークラブ」が日本で初めて食べられることになる。
建物デザインは、シンガポールの多くの建物に見られるオレンジ色の瓦、白い外壁、バルコニーを配するとともに、ラッフルズホテルに代表されるブリティッシュ・コロニアル様式を採用、外壁サッシや内装デザインにおいても、伝統建築様式であるブラック&ホワイトのデザインとすることで、建物全体でシンガポールらしさを表現する。
「シンガポール・シーフード・リパブリック」を運営するのは株式会社マルハレストランシステムズ(中央区銀座・代表取締役・小島由夫氏)。「ニルヴァーナニューヨーク」「マンゴツリー」など、海外有名レストランの誘致・運営実績がある。3店の概要は次の通り。
「ジャンボシーフードレストラン」は1987年創業のシンガポールで最も有名なシーフードレストラン。2006年チリクラブチャンピオンシップ優勝など数々の受賞歴を誇る名店。メインメニューはマイルドなチリソースが高い評判のチリクラブ。「パームビーチシーフードレストラン」は1956年創業、チリクラブを世に送り出し、50年以上の歴史を誇るシーフードレストランの名店。メインメニューはスパイシーな味わいでカニ本来の味が楽しめ、チリクラブと人気を二分するブラックペッパークラブ。そして「シーフードインターナショナルレストラン」は1983年創業、タイ料理ベースを特徴とした人気のシーフードレストラン。中でもカレークラブが有名なレストラン。メインメニューはカニに自慢のカレーソースがたっぷりかかったカレークラブ。有名3店のそれぞれが自慢とする様々な名物料理を1つの店舗で提供するというスタイル、業界初の試みとして脚光を浴びそうだ。


